平安絵巻　(源氏物語？) 全通袋帯

源氏物語を連想させる、平安絵巻屏風の一幕を切り取った様な図柄です。
金糸と輝く青糸、落ち着いた色糸を用い、又、織は一様では無く、箇所別に異なる技法で織り出されています。

雅な世界観を満喫出来る華麗な袋からで御座います。

幅32cm 長さ　約420cm

平安貴族の雅な御殿での様子を、様々なシーンで描いています。

一幕の1シーン 画像16
金色の雄大な雲間に、見え隠れする御殿では
殿方が何やら談笑されている様です。
御殿の前を流れる小川の水辺には、十二単の女人が「あの御方は、何をお話しされているのかしら...」と、想い人の姿を見つめている。
雅な一幕を連想させる素敵な図柄です。

画像は本来の色調より、やや渋い色味に映っています。
金糸が多く使われている為に、反射して上手く写せません。
全体的には金色に輝いています。画像3、4
人物の装束は画像よりも明るい色調です。

御殿や人物が所々に配置され、
一部に配されている勇壮な雲が漂う箇所には、金と群青が織りなすボルテージ感満載な風景も有ります。画像8、10

慶時に出席する為に、色無地着物と出品の帯を購入いました。(約20年前)
一度のみ着用の美品です。

但し
長期保管に依り、畳み皺が約53cm間隔で付いています。画像19、20
(八等分に、畳んで　たとう紙に入れてタンス保管)
柔らかな質感ですので、結ぶ際には
問題は無いと思います。
ご了承下さい。


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